コンピュ−タ−で差が出る時代   (1996.1)

 「DNAで何がわかるか」という本の中から、『ヒトの遺伝子は推定約10万個、そのうち分かっているのはたかだか2000個、ここでは、この一年ほどで約4000個の新しい遺伝子を発見しました。と大久保助教授。DNA配列を読むスピ−ドはコンピュ−タ−の性能アップのより毎年一桁づつアップし、一年前は一晩かかったデ−タベ−ス検索も今では分単位という。大久保さんは「安くて超高性能のコンピュ−タ−と、化け物のようなシ−クエンサ−の出現でこれ迄どれくらいかかるか分からなかった、ヒトの全遺伝子解読が実際に可能になってきた。来年中にも全部読めるかも知れない。」と話す。』といった内容です。私達とはかけ離れた世界の出来事だと思われるかも知れませんが、これだけのことができるまでにコンピュ−タ−が発達したのです。複雑な仕事になればなるほど、全ての世界でコンピュ−タ−を扱える人と扱えない人の差が大きく出る時代を迎えています。